掲載日:2014.03.17
クラス会開催のお知らせ
~酪農学園短期大学を1969年(昭和44年)卒業の皆様へ
前回のクラス会から10年が過ぎ2回目の会を下記の通り開催したいと思います。
なお、出欠の連絡用はがきは3月中に郵送いたします。
記
日 時 : 2014年(平成26年)7月28日(月)午後6時~
会 場 : 札幌パークホテル
札幌市中央区南10条西3丁目1-1 TEL 011-511-3131
会 費 : 1万円
連 絡 先 : 発起人 上野 京子(旧姓 東)
〒005-0805 札幌市南区川沿5粂3丁目1-48
TEL 011-571-8652 携帯 090-6442-2136
以上
掲載日:2014.03.03
同窓生の細田氏、角倉氏 第46回宇都宮賞を受賞
宇都宮仙太郎翁の命日である3月1日(土)、第46回宇都宮賞の受賞式並びに祝賀会が「札幌パークホテル3階パークホールC」を会場に140名を超える酪農関係者が列席して行われた。
宇都宮賞は北海道酪農の父と称される宇都宮仙太郎翁の業績顕彰と道内酪農の振興に貢献した酪農家などを宇都宮仙太郎翁顕彰会が毎年表彰しており、「酪農経営の部」、「酪農指導の部」、「乳牛改良の部」の3部門で表彰が行われている。
上記3部門について、「酪農経営の部」には空知管内由仁町細田治憲氏(短期大学酪農科9期・大学酪農学科1期生)が、「乳牛改良の部」では十勝管内大樹町 角倉了一氏(機農高校酪農経営科4期生)がそれぞれ受賞した。 なお「酪農指導の部」には近藤三男氏(オホーツク管内興部町)が受賞した。
受賞式は表彰者紹介のあと、宇都宮翁にちなみ、讃美歌no.405「かみとともにいまして」を列席者で合唱した。北良治理事長の挨拶ののち、選考経過報告が行われた。
北理事長より細田氏、角倉氏に賞状と副賞がそれぞれに授与された。その後来賓からの祝辞に続いて受賞者挨拶があり、細田氏からは、酪農の先達、先輩、関係者、地域の人々、そして奥様と家族さらに酪農学園に対して感謝の言葉が述べられた。受賞式のあと、祝賀会が開催され、恒例により前年度受賞者の本学安宅一夫名誉教授による乾杯の発声により、受賞者を囲んでの和やかな祝宴が開催された。
掲載日:2014.02.10
上田純治教授・小阪進一教授最終講義報告
2月10日(月)10時から酪農学園大学C1棟101(旧C10)番教室において、酪農学部酪農学科 家畜遺伝学研究室 上田純治教授・草地学研究室 小阪進一教授の最終講義が約150名の学生・教職員の出席により行われた。最終講義は寺脇教授の進行で始まり小宮道士学科長が両教授のご経歴を詳細に紹介した。
上田教授の最終講義は「遺伝子マーカーと家畜育種」と題して家畜育種の歴史、免疫・分子遺伝分野の遺伝子マーカー、北海道和種馬やヘレフォード種での遺伝子、DNAマーカーと家畜育種について等について、約50分難解な遺伝子をPPTによりわかりやすく説明した。
最後にはゼミ生から花束が贈呈された。
続いて義平教授の進行による11時からの小阪教授の最終講義は、最初に経歴や研究分野、学園の年表や入学者数推移等を基にして70年代当時の学園の出来事や温室や実験圃場の設置経過等を述べた。
その後に最終講義のテーマである「草地を構成する植物たち」について講義した。混播での刈取高や頻度、草種の組合せによる影響、雑草の出現頻度、元野幌農場での牧草地植生改善等についてPPTを用いて実験結果データを報告した。
退職にあたり、学生指導等教育研究専念への改善を要望した。会場には多くのOBOGが集まり、最終講義を熱心に聴講していた。ゼミ生やOBからの花束贈呈のあと、関係者により集合写真撮影が行なわれた。
掲載日:2014.02.06
酪農学園短期大学第2部酪農科2期同期会報告
2014年2月1日、午後6時30分より札幌ジャスマックプラザホテルにおいて同期会が開催され、1968年の卒業以来46年振りに会う懐かしい友もいて、遠くは新潟県の2人を含め、全道各地より25名の参加者で催されました。
小針幹事の挨拶に続き、95名の卒業生の中、すでに亡くなった13名の友に黙祷を捧げ、新潟の小林君の乾杯の発声で開宴となりました。
学生時代の思い出話や後継者不足と農政に翻弄されている農村の現実の中での近況報告がされ、今、現役で農業を行っている者、また議会活動やJAの役員として公的に頑張っている者、更には悠々自適の生活を送っている者等さまざま。
しかし、それぞれが今日ここで元気で同期会に参加出来る事に感謝しながら、在学時代にタイムスリップして友との絆を強め、時の経つのも忘れ楽しい時を過ごしました。
次回は3年後、北見地区の仲間が幹事となって、開催する事を決め、お互いが健康管理に十分注意して、再会を誓い閉会となりました。(文責 幹事 梶 英明)
掲載日:2014.01.20
松中照夫教授最終講義報告
1月17日(金)午後1時から松中照夫教授(土壌作物栄養学研究室)の最終講義「土壌肥沃度論」(循環農学類農学コース3年)が大学C5-201番(旧南20)教室において開催され、学生、教職員約70名が出席した。くしくも1月17日は19年前の1995年阪神淡路大震災の日でもあり、兵庫出身の先生はこの年4月に本学に着任したとのことでした。
最初に先生から学生に対して授業「土壌肥沃度論」の第15回目を最終講義とすることが述べられた。また関係者に配付された最終講義‐授業「土壌肥沃度論」-の小冊子には教授の略歴、学位、受賞に加えて、教育活動として1995年度から本年まで指導された卒業論文・修士論文・博士論文の題目や海外からの留学生の受入報告。研究活動として学術雑誌論文、著書、各種研究会・学会の招待講演、海外出張一覧。社会活動として各種講習会・講師依頼、学会および社会活動が詳細に掲載されている。
最終講義は、「健土健民」と土壌肥沃度について述べた。科学(Science)として見た場合の「健土」とは何か。「土」「肥沃度」の定義も含めて丁寧に講義された。「健土」の条件として物理的性質の1)厚みと硬度 2)水分 科学的性質の3)pH 4)養分 の4つの条件について、作物栽培上、定量的に測定する必要があり本学附属農場の土壌の問題点を含めて講義した。
土壌の物理的性質を直すことを「木を植える人」を譬えて無私で種を植え続けることの重要性を説いた。「土」は基本的条件がわかっていれば、何世代か先の為にひたすら努力することにより改善されると述べた。また本学の教育研究活動も教員と職員がスクラムを組んで学生の為に実践しているとも語った。
講義終了後、小宮道士循環農学類長からの松中先生へのお礼の挨拶のあと、松中ゼミの学生や卒業生から花束の贈呈があり、松中教授から、出席者へ感謝の言葉が述べられ、最終講義を終了した。
掲載日:2013.12.06
酪農学園大学剣道部九州OB会に参加して
日程 平成25年12月1日 場所 萬田農園視察、宿泊 霧島ホテル
参加者: 萬田先生、西島、山口、伊勢、岡田、鈴木夫妻、多田夫妻、堤夫妻、中村、榎園、日高、野中(旧姓中島)、松岡、大村、尾形夫婦(計19名)
OB一同は昼過ぎに萬田農園に集合し先生から経営内容の説明を受けました。約1haの水田に合鴨を放鳥して有機栽培をしていること、野外での養鶏(地鶏の繁殖)、さらに沢水を利用した水力発電によって軽トラックに充電利用しているとのことでした。
また先生の自宅にも上がらしてもらいましたが杉材を使い、太い柱と梁で組み上げた木造住宅は印象的でした。その後先生の家の近くの竹仙峡での昼食(萬田先生が育てた合鴨の鍋)は絶品でした。食後にはなんと萬田先生から歌(新沼謙治の持ち歌)が披露され味のある歌い方に感動しました。
食事終了後、宿泊先のホテルに向かう途中、およそ150年前に坂本龍馬と妻のおりょうが新婚旅行で立ち寄ったと言われている温泉を見てからホテルに到着したのですが、中村先輩の車がパンクで到着がやや遅れるというハプニングもありました。今回、私は山口先輩に43年ぶりにお会いすることを楽しみにしていましたがやや記憶になかったようです(私は鮮明に憶えていました)。
山口先輩から夜の宴会のために高級焼酎(森伊蔵)を差し入れていただき、二次会でタップリ味見させいただきましたが大変おいしゅうございました。
今回の九州のOB会は萬田先生にすべて準備していただきましてほんとうにありがとうございました。そして酪寿会(10期)の皆様の活発な活動に敬意を表し、数年後に皆様と九州の地で再会できたら幸いです。(文責12期 尾形 仁)