掲載日:2015.03.16
酪農学園青年海外協力隊OV会設立総会開催報告
さる3月12日午後6時から同窓生会館2階特別展示室を会場に、協力隊OVと本学教員等が13名出席して「酪農学園青年海外協力隊OV会」の設立総会が開催された。
これは10月に開催された設立準備委員会をもとに南繁獣医学科同窓会長を中心に組織化されたもので、冒頭設立趣旨について南氏から説明が行われた。この会の目的は、会員の親睦と国際協力推進、母校の発展への寄与というものである。
来賓挨拶では福山二仁学園常務理事が学園の近況報告に加え職域OB会の組織化への謝意が述べられた。初対面の方もおり、総会の前に自己紹介が行われた。
総会は中尾敏彦氏(元本学教授)を議長に進行し、審議事項では会則(案)と役員(案)が提案され、第1条において文言を加筆することとして会則案が承認された。役員案では会長に南繁氏、副会長に金子正美氏・石井智美氏、幹事には蒔田浩平氏、浦部みむね氏、北館健太郎氏、江島雄二氏、高見早苗氏、那須 勝氏、山野美昭氏、五十嵐大介氏、事務局長に今井文氏、安達智子氏、監事に松浦直哉氏、顧問に中尾敏彦氏、小川登志夫氏、相談役に野村武氏、福山二仁氏がそれぞれ就任した。
2015年度事業計画について1)年次総会の開催 2)派遣隊員壮行会開催 3)役員会の開催 4)海外からの研修生との交流 5)各種プロジェクトの進行 等が報告された。また、その他では、年会費は徴収しなこととし、会員との連絡方法は原則としてメール連絡とすることとした。
総会終了後、軽食を食べながら懇親会が同会場に行われた。江島雄二氏の乾杯で自由懇談が始められ、改めて近況報告も兼ねての再度の自己紹介も行われ、9時近くまで歓談が続いた。
掲載日:2015.02.25
酪農学園大学アイスホッケー部OB・OG会開催報告
酪農学園大学アイスホッケー部OB・OG会が2月21日(土)および22日(日)に開催されました。本学アイスホッケー部は男子部と女子部がありますが、毎年「OB・OG会」として合同開催しております。
21日(土)は懇親会が開催され、21名の方々にご参加いただきました。今回は、卒業して数年から10年くらいの卒業生の参加が多かったです。男子部顧問の岡本英竜先生や女子部顧問の小宮道士先生にもご参加いただき、OB・OGの交流を深めることができました。
翌日の22日(日)には星置スケート場にて交流戦が行われ、19名の参加がありました。その他、応援・見学の方も数多くリンクに来ていただきました。交流戦は例年通り、現役学生チームvs卒業生チームで行われました。男子は4-4で引き分け、女子は2-1でOGチームの勝利という結果でした。どちらも接戦でアイスホッケーを楽しみベンチサイドからは応援や笑い声が絶えませんでした。
酪農学園大学アイスホッケー部OB・OG会は毎年2月頃に開催しております。2015年度はアイスホッケー部創立35周年となりますので、多くの方の参加をお待ちしております。 (文責 津川裕一)
酪農学園大学OB会についてはホームページをご覧ください。
掲載日:2015.02.19
2014年度酪進会卒業生歓迎会の開催報告
2015年2月14日札幌市「満腹や」を貸し切りして、2014年度酪進会卒業生歓迎会を開催した。酪進会は、酪農学科家畜管理学研究室の卒業生の会として1982年に結成され(当時は、西埜教授と東助手)、酪農学科の研究室体制改組に伴い家畜管理学研究室(干場教授)と家畜行動学研究室(森田教授)の合同の卒業生の会として、4年に1度の総会・懇親会および毎年2月の卒業生歓迎会、年賀状の会員への送付を中心に活動を行なっている。
2015年2月1日現在での会員数は約800名であり、2014年度卒業生・修了生15名が、会員として加わった。卒業生が酪進会会員として入会することを祝い、当日、約35名の卒業生が集った。
午後6時30分より開催した歓迎会では、森田教授の司会のもと、干場教授からの大学の近況説明があった。その後、出嶋副会長より卒業生への祝辞と、酪進会事務局へ2014年11月に開催された第9回総会・懇親会での集合写真の贈呈があった。
4年生から研究室の思い出や卒業論文の紹介、4月以降の進路の説明があった後、OB・OGひとりひとりから社会人となる学生への熱いアドバイスをいただいた。4年生より教員・大学院生へのお礼の寄せ書き贈呈を経て、最後は、酪農讃歌の後、全員による集合写真を撮影した。
ちょっと狭い場所だったけれど、美味しい餃子を食べて、交流を深めることができた。(文責 森田 茂)
掲載日:2015.02.10
酪農学園大学男子寮閉寮式報告
2015年2月6日午後7時から黒澤記念講堂を会場にして、男子寮(創世寮・北光寮)の寮生、学内寮関係者、学園教職員等、約150名が出席して閉寮式が執り行われた。「創世寮」は50年、「北光寮」は48年の使命を終え、4月からは統合寮の「希望寮」として新たに出発することとなった。寮生OB各位には寮生中心の学内行事となったことをご了承願います。
閉寮式は村上 俊さんの司会、木内裕也さんの奏楽で進められた。前奏ののち讃美歌234番Aを全員で合唱した。聖書では村上さんが「マタイによる福音書20章1~16節」を朗読し、その後「最後の者に心を懸ける」と題しての藤井創宗教主任のメッセージに繋いだ。
藤井先生は「社会的弱者に心を懸ける聖句の意味」と「閉寮は終わりではなく新しい始まりである」ことの意味合いを述べた。式辞において永幡肇学生部長は寮関係者の永眠追悼の黙祷を行い、寮の歴史と関係者へのお礼等を述べた。挨拶では仙北富志和学園長が大学草創期の「創世寮」の建設や「北光寮」の設立目的、新寮「希望寮」名称由来等について挨拶し、創立者の言葉から「希望のない人生は生ける屍」と語り、「希望を持ってほしい」とエールを送った。干場信司学長は寮運営に携わった関係者への謝辞と「創世寮、北光寮の合同閉寮式には大きな意味がある」と述べた。
寮生を代表して前田拓也 元創世寮寮長は、関係者への感謝と寮の思い出等を披露してお礼とした。伊丹卓也 元北光寮寮長も寮関係者へのお礼の言葉を述べた。
記念品贈呈では創世寮・北光寮を代表して創世寮武内華論寮長から松本整樹希望寮寮長へ、また大学永幡学生部長から寮関係者を代表して渡邊雄生北光寮寮長へそれぞれ記念品が贈呈された。
最後に酪農讃歌を全員で合唱し、藤井宗教主任から祝梼をいただき、後奏をもって閉寮式を閉じた。
掲載日:2015.02.09
干場信司教授最終講義報告
2月9日(月)午前10時から大学内C1号館201番教室を会場にして、大学農食環境学群循環農学類主催の干場信司教授最終講義が「一人の教育・研究に携わった者の歩み」と題して行われた。会場には研究室の学生や卒業生、学内教職員等約100名の方々が干場教授の最終講義を拝聴した。森田茂教授の司会で始められた最終講義では小宮道士循環農学類長から開会のご挨拶があり、干場教授の経歴等が紹介された。
最終講義では教授の研究歴と職歴を合わせながら丁寧に紹介した。まず雪の研究を目指して大学に入り、農業物理の道へ入ることとなった。最初の赴任が新得畜産試験場。そこで畜産の現場を学ぶ。北大助手に戻りアメリカ留学で修士取得。帰国後は農林水産省勤。北農試を経て酪農学園大学へ。「カーフハッチの環境特性」の研究で学位取得。初期の導入に関わったカーフハッチは道の普及推奨となり農家の方々から評価されたことや現行基準の基となる畜舎等設計基準の緩和への貢献等も紹介した。
また経済性優先が環境負荷増大に繋がることから幸福感、経済性、エネルギー、環境負荷、家畜福祉の総合的な評価指標により環境負荷の少ない経営の優位性も述べた。70年前に提唱された黒澤酉蔵翁の健土健民思想や循環農法図の持つ先見性を述べた。実学教育として自身の経験から「現場から学んで現場に還す」をモットーにしている。
修士号取得のための2年間のアメリカ留学とテニスが先生の人生に大きな影響を与えたことも紹介された。
講義終了後は循環農学類筒井静子先生と家畜管理・行動学研究室OGの加藤(河上)博美さんから花束が干場先生に贈呈され、その後、関係者で集合写真を撮影して終了した。