掲載日:2013.11.25
第2部の記念式典は干場学長や永幡学生部長始め、学生部の方々や寮関係者をお招きして150名を超える出席者によりキリスト教形式で開会礼拝をもって始まりました。
佐藤幸登さんの司会で進行し、開会の挨拶を長 夏津暉さんが行い、開会礼拝となった。小林昭博先生の司式により執り進められた。前奏、讃美歌(なつかしい312番)、聖書(ルカによる福音書)ののち奨励「岩を土台として」では、小林先生は寮を岩に譬えて意義深い説教をしていただきました。祈祷、後奏と続き、礼拝を終了した。
開会礼拝終了後、来賓挨拶では干場信司学長、永幡肇学生部長よりお祝いのメッセージを頂戴した。特に永幡学生部長は自身が寮OBであり、寮に対する思いを熱く語った。
来賓紹介では寮母さん始めお世話になった方々を紹介いただいた。
OBの方の挨拶では斎藤達夫様、藤井敏夫様、篠原俊介様からそれぞれの在寮時代の思い出話等をご紹介いただいた。斎藤さんは「創世寮」の名前を、藤井さんは「記念植樹である白樺を」残してほしいと挨拶した。
現役寮生の大山冬馬元寮長、武内華論寮長の挨拶ののち、VTR上映会が行われ、前田拓也前寮長が紹介した。
その後「酪農讃歌」(黒土)を出席者全員で合唱した。江崎雄太実行委員より閉会の挨拶が行われ、記念撮影ののち閉会となった。
掲載日:2013.11.25
創世寮開寮50周年記念プロジェクト開催報告 第1部
150名を超える寮生、OB、関係者により11月23日(金)の勤労感謝の日は、閉寮を前に創世寮感謝の日となった。寮生名簿が不明だったため、ご案内出来なかったOBの皆様には寮生に替わり深くお詫び申し上げます。
次回の閉寮時には改めてご案内する予定となっております。以下に4部構成で行われた今回の50周年プロジェクトの概要をお知らせします。
第1部 「創世寮見学ツアー」報告(創世寮)
午後1時過ぎ、「OBの皆さん おかえりなさい」の看板に迎えられて創世寮へ向かうOB達。懐かしい歴代寮長の名札(昔はこちらの部屋が事務室だった)。
食堂に集まったOB達。久しぶりに会う方々で顔がわかったりわからなかったり。寮生名簿や思い出の写真で確認。ほとんどのOBが10~40年前にタイムスリップしていた。
大山冬馬実行委員長(元寮長)から本日のスケジュール等を説明ののち、朝から特製カレーを作っていただいた厨房の調理員の方々のご紹介。その後「いただきます!」。
昼食後は「創世寮見学ツアー」思い思いに自分の育った部屋を見学。旧棟、新棟を行ったり来たり。
資料展示コーナーではなつかしい資料に感無量。見学ツアーの最後には、屋根の寮生が広げる寮旗をバックに記念撮影を行い、式典会場の黒澤記念講堂に移動しました。
掲載日:2013.11.25
酪農家卒業生3名が「酪農家の6次産業の取り組みと課題」講演。
11月22日(金)14時40分から酪農学園ミルク産業活性化推進会議主催の公開シンポジウムが本学A3号館(旧農経館)2階205号教室で50名を超える学生や関係者により開催された。
荒木和秋 推進会議委員長の司会進行で行われた。まず中標津畜産加工センター川口 理氏から「酪農家の6次産業化の取り組みに向けて」と題しての講演が行われた。レジュメとPPTにより6次産業化の意義や事前準備、顧客設定、チーズの特性、地域ブランド化の必要性や条件、ブランド管理等について幅広い知識で丁寧に説明していただいた。
次に十勝大樹町の半田ファーム経営の半田司氏からは「規模拡大路線かあら多角化路線へ チーズとカフェで1万人を呼び込む」のテーマでPPTにより自身の生乳生産からチーズ製造・販売までの6次産業化部門の概要を紹介した。日々の記録等製造販売上のエビデンス管理の重要性やみそ味やワイン滓での特徴のあるチーズ製造等も紹介していただいた。
3人目は天塩町宇野牧場経営の宇野剛司氏。テーマは「牧場のブランド化!!」。卒業後に舎飼から放牧酪農へ、また6次産業化のために経営管理を学び直し、現在、牛乳豆腐からの発想で「torokket UNO」を製造販売している。良い土づくりから始めた経営の苦労談や今後100億をめざす経営について、新進気鋭酪農家として学生を前に熱弁をふるっていただいた。
講義中に講師3氏から美味しいチーズや洋菓子の提供があり、試食しながら講演をお聞きした。
講演後、パネルディスカッションが行われ、食の安全安心の視点やTPP対応について学生から質問もあった。
掲載日:2013.11.21
東京都支部「先輩の話を聞こう会」開催報告
今年度の東京都支部活動計画に基づく、第3回「先輩の話を聞こう会」が11月9日(土)15時から、酪農学園東京オフィス(有楽町東京交通会館11階)を会場として開催いたしました。
今回の講師は、野幌機農高等学校8期卒業・短期大学3期卒業の戸水雅智先輩(現東京都支部顧問・元関東同窓会事務局長)にお話を伺いました。
お話は「自分の生きかた 酪農学園との関わり」について
野幌機農高等学校での思い、酪農学園短期大学との縁、雪印乳業在職中の記憶、関東同窓会との関わり、酪農学園東京事務所所在地の変遷、等々についてであります。
・中学3年帯広で入学試験を受け高校入学時は興農義塾であった。1年次は機農寮で2、3年次は農場に配属されての授業と実習であった。当時は食糧難で寮での食事等ヒモジイ思いをしたこと。火災により校舎が全焼し募金運動をした、寮の火災にも遭遇した。
・昭和27年短期大学に入学しヨハネ寮に入寮した。乳製品工場での実習等を経験した。大麻でのアルバイトや農家相手にお茶を売りに歩いた等々、昭和29年卒業した。
・昭和29年4月雪印乳業株式会社に入社した。最初の配属赴任先は中標津であった。雪印乳業在職中の諸々のお話等々、幾度かの転勤、農場実習、集乳合戦、雪印こどもの国牧場の開園、本社での社史編纂室勤務で雪印乳業社史3~5巻の作成発行に携わった等々。
・関東同窓会には昭和44年より関わり、その後事務局長の職を担当し、「あるまめーと」会報誌の発行、同窓生が大同団結し学園全体の関東同窓会の推進。関東同窓会活動当初に奔走下さった方々等々。
・酪農学園東京事務所については、当初酪農学校の出先で東京日本橋の雪印乳業(株)本社の1室に同居していた。その後雪印乳業(株)の移転等により、丸福ビル、虎ノ門ビル、正直屋ビルそして現在の有楽町東京交通会館と所在地が変遷した。この間に東京事務所を閉鎖する話もありましたが、関東同窓会として学園との話し合いにより閉鎖しないこととなった。この間多くの人との出会いや、人とのつながり、等々についていろいろなお話がありました。大変意義あり参考になるとともに感銘を受けた内容でありました。
終了後、戸水先輩を囲み近くの居酒屋で和やかな懇談の場を持ちました。
戸水先輩ご多忙のなか誠にありがとうございました。(文責 東京都支部長 須田 利明)
掲載日:2013.06.07
第14回酪農学園短期大学四期生同期会開催報告
天候に恵まれ、よさこいソーランも始まった6月6日(木)~7日(金)、第14回を数える短期大学四期生の同期会が札幌:新さっぽろアークシティホテルを会場に行われ、全国各地から21名の卒業生、奥様が出席した。
6日は12時チェックインとし、17時50分に記念写真撮影ののち同期会を開催した。物故者に黙祷の後、幹事代表から経過報告後、祝会が行われた。
7日(金)は9時にホテルを出発し、同窓生会館に集合した。同窓会事務局から同窓会の現況をお話し、その後、野英二教授から当時の様子について写真や資料をもとに約40分の講話をいただいた。
学内見学では当時4期生が制作に関わった野外礼拝堂や中央館屋上、附属図書館、黒澤記念講堂等をゆっくり1時間半かけて構内を歩いた。同窓生会館前で記念撮影ののち、昼食とし再会を約束して解散した。
掲載日:2013.05.30
酪農学園同窓会連合会理事会&理事会・代議委員会開催報告
2013年5月28日(火)理事会(札幌ガーデンパレス高砂 23名)、29日(水)理事会・代議員会(学園事務本館4階第一会議室 49名)が開催された。全国各地の理事代議員にお集まりいただいた。
議題の2012年度事業報告並びに収支決算、2013年度事業計画並びに収支予算(案)、組織財務検討委員会報告については前回の4月19日(金)の理事会で審議済。
28日(火)の理事会では役員改選が審議された。理事選任における会則との整合性についての質疑応答があり、今後の検討課題とすることとした。理事会終了後は学園関係4団体(学園・後援会・育英会・同窓会)による合同懇親会が開催された。
29日(水)では、午後1時からの「学園役員との懇談会」においては、麻田信二理事長、干場信司学長、榮忍校長、福山二仁常務理事、近雅宣理事の出席のもと、前日開催された学園理事評議員会の事業報告等について麻田理事長よりご説明いただいた。自由懇談の中では実学教育や学園への要望について有意義な意見交換が行なわれた。
休憩を挟んでの第2回となる理事会・代議員会では、先にご逝去された諸先生への黙祷で開始した。
4月19日、5月28日の理事会を受けて、2012年度事業報告並びに収支決算、組織財務検討委員会報告、2013年度事業計画並びに収支予算(案)と役員改選、その他では地区支部報告があり、それぞれ活発な質疑応答の結果、原案が承認された。
役員改選では、副会長が石田貞夫氏(大学酪農)から小山久一氏、理事の中川修氏(短大)から幸田幸弘氏、阿部綾子氏(大学生命)から齊藤真里恵氏、後藤久雄氏(関東甲信越)から田中道明氏、監査が古川豊記氏から黒澤敬三氏へ交代した。退任される役員の方々お疲れ様でした。新役員の詳細についてはこちらをご覧下さい。
会議終了後は、会場を屯田ファームに移動し36名の出席者によりて懇親会が開催された。野村会長の挨拶後、麻田理事長の乾杯の発声により懇親会を開始した。松山社長のご厚意で昨年から実施している本学ブランドの「酪豚」を参会者にご賞味いただいた。
和やかな雰囲気の中で、後援会永田享常務、とわの森三愛高等学校榮校長の挨拶等が行なわれ、最後は干場信司学長の乾杯の発声で会を終了した。
掲載日:2013.05.14
女子アイスホッケー部創部10周年交流試合・記念パーティー報告
酪農学園大学女子アイスホッケー部が2003年に創立されてから10年目を迎える2013年5月12日(日)に、創立10周年の催しが開かれました。
午前10時からは札幌市月寒体育館アイススケート場において卒業生(OG)と学生による交流試合が行われ、体力的に学生時代には及ばないながら、卒業後もアイスホッケーを続けている人もおり、試合は4対3でOGチームは現部員チームに勝利しました。
その後、午後2時からホテル札幌ガーデンパレスにおいて、OG、教職員、学生、関係者の参加により創立10周年記念パーティーが開催されました。東京、埼玉からも出席し、現部員、本学教職員および旧教職員関係者と交流し、10周年を祝いました。パーティーでは創立期の主将や監督から当時の想い出が語られ、またスピーチの合間には懐かしい試合の映像が上映されるなど学生時代を振り返っての話題に花が咲きました。
最後に、今後も女子アイスホッケー部が継続、発展することを祈念して、閉会しました。(文責 小宮 道士)
掲載日:2013.05.10
短期大学部同窓会「幹事会・代表委員」による総会及び学習会報告
5月9日(木)午後5時30分から札幌東急インホテルを会場に標記の総会が19名の出席者により開催された。本学からは麻田信二理事長、野村武同窓会連合会会長、浦川が出席。
堀内信良会長は挨拶の中で、9月28日開催のホームカミンデー時に、閉校記念碑の除幕式を予定し、全短大卒業生にご案内する旨報告があった。
総会は堀内会長を議長に選出して進行した。平成24年度業務及び決算報告、会計監査報告が行われ原案どおり承認された。平成25年活動計画及び予算についても原案どおり承認された。
今年は役員改選の時期であり、選考委員会を設置し選考の結果、以下のとおり承認された。会長には堀内信良氏(留任)、副会長に幸田幸弘氏、伊藤明美氏、大同勝則氏(留任)、黒澤敬三氏(新任)、事務局長、会計、監事は留任。幹事には横山明光氏、永井 進氏(新任)を選出。
同窓会連合会役員の理事候補には堀内信良氏、幸田幸弘氏、伊藤明美氏、監事候補に黒澤敬三氏を推薦。また酪農学園評議員候補者は堀内信良会長を推薦することとした。
その後、今後の短期大学同窓会活動についての意見交換後、議事を終了した。
引き続き行われた懇親会では、来賓挨拶で麻田理事長は「産業界での人脈等から短大が学園の礎を築いた」と話され、今年の学園創立80周年記念事業等を紹介した。
野村同窓会連合会会長は同窓会連合会の現状や2015年度から同窓会一本化への方向性、短大2コースの果たした役割等にふれ、今後80年の歴史を迎える中で「同窓会が学園にどう寄与できるか」と述べた。
乾杯の発声を中川修副会長が行い、自由懇談にはいった。出席者全員に近況報告等のスピーチのあと、幸田幸弘副会長の一本締めで閉会とした。
掲載日:2013.04.24
小山久一教授(本学OB)退職記念会開催報告
4月13日(土)、札幌ガーデンパレスにおいて、小山久一先生(酪農学科9期卒)の定年退職を記念して酪農学部酪農学科家畜繁殖学研究室の卒業生および関係者70名が出席して記念会を実施しました。
記念会は、記念撮影を行ったのち、当日都合により急遽出席できなくなった発起人代表 荒井正氏の代理人として遠藤雅彦氏から発起人代表挨拶をいただき開会しました。そののち、総合司会の堂地が小山久一先生の経歴および研究業績の紹介、とくに研究業績について簡単な解説を行いました。
つづいて、本研究室の第一期生である横山明光元本学教授に挨拶をいただきました。今回の記念会には第一期生から昨年度卒業生まで、幅広い年代の卒業生の方々が参加されました。
卒業生は、酪農・畜産関係をはじめ、大学校職員、高校教諭、製薬会社などさまざまな業界で活躍されておりました。本記念会の最後には、小山久一先生からご挨拶をいただき、盛会のうちに閉会いたしました。(文責 堂地 修)
掲載日:2013.04.23
短大OB小林毅氏、新入生にメッセージ
4月23日(火)午前10時40分から黒澤記念講堂で学校礼拝が行われた。今回の礼拝は、「勇気を出しなさい」というメッセージを本学短大OB(23期)でChild Fund Japan 事務局長 小林 毅氏より新入生に対してお話しいただいた。
過去2年間の岩手県大船渡市での本学の震災ボランティアの支援をしていただいた活動での苦労話やDVD「笑顔をつないで」の視聴のあと、CFJの東日本大震災緊急復興支援事業に協働した本学に対して「感謝の楯」が小林事務局長から干場信司学長に贈呈され、学長は返礼を述べた。
小林氏は新入生に対して「大学生として自ら決定する大切さを学んでほしい」、酪農讃歌を賛美し「三愛精神の実践に向け、勇気を出して一日一日の歩みを続けてほしい」とメッセージを送った。