掲載日:2019.06.26
大学・短期大学の柔道部同窓会(正式名称:酪農学園柔道部牛歩会)が2019年6月8日、札幌市内のTKPガーデンシティPREMIUMで開催されました。同会は3年に一度開催されており今回で9回目を迎えました。懇親会に先立ち、大学キャンパス内の道場(健身館)に現役部員に加え、卒業生十数名が集まり、対面式、合同稽古を行いました。240畳の広さの道場では、現役学生の稽古風景に触発を受けた先輩も急きょ加わる光景もあり、お互いにさわやかな汗を流している様子がありました。
合同稽古後は、会場を札幌市内に移し総会・懇親会を行いました。これには卒業生及び来賓45名、在学生29名の計74名が出席しました。総会開会に先立ち過去3年間でなくなった卒業生2名に対して黙祷を捧げました。続いて飯田進作会長(短大1970年卒)の挨拶の後、議事に移り、事業報告、会計報告、事業計画が了承されました。その後、役員改選が行われ、会長には引き続き飯田会長が再選されました。また、飯田会長より柔道部の本間主将に対して投げ込みマットの目録贈呈式を行いました。
今回で5回目となった卒業生による記念講演では2つの講演がありました。加藤智香子さん(食品科学科1997年卒)からは「今幼児教育に求められているもの」と題して、幼児教育を取り囲む課題についてお話しがありました。1966年開園で54年目を迎えた幼稚園。加藤さんはまったくの専門外から札幌市内で認定こども園新琴似幼稚園に副園長として経営にあたっているなかで、幼保一体化の課題にふれながら量と質の確保が課題になっていることの難しさに触れられました。現在、職員数44名、在籍園児数約260名の大きな幼稚園運営の重要な柱として種々の課題解決に当たっている姿が述べられました。
次に講演されたのは北海道の道南に位置する人口7,800人のせたな町で養豚経営を行っている髙橋洋平さん、佐和子さん夫妻です。「地域に愛される豚肉をつくる」と題して、就農後の養豚経営の現在までの発展ぶりを述べてくれました。
洋平さんは2003年に酪農学科を卒業後、ドイツで1年間農業研修を行った後、2006年に柔道部の同級生で沖縄県宜野湾市出身の佐和子さんと結婚しました。佐和子さんは獣医学科卒業。髙橋とんとん診療所を開業しているかたわら、髙橋畜産の衛生管理を一手に引き受けています。
現在、髙橋畜産は母豚150頭、種雄豚4頭、年間出荷頭数4,200頭の規模。JGAP認証農場、農場HACCP認証、SPF豚認定農場を得ている養豚場として「若松ポークマン」のブランドで毎週土曜日に直売所で地元の方々に新鮮な豚肉を提供しています。①衛生管理、②生産技術、③地域との係わりの三本柱でますます発展している様子です。
講演後は、会場を移し懇親会を開催。懇親会では、中出哲也教育センター長、宅一夫名誉教授(元柔道部顧問)からご挨拶をいただき、太田一男名誉教授(元柔道部顧問)から乾杯の発声をいただきました。
懇談では、終始懐かしくも和やかな時間を過ごすことができました。前回に引き続いて参加いただいた先輩からは、当時コンパなどで歌ったという「酪農音頭」が披露されました。また、終わりには酪農讃歌を歌い、閉会は、青森県三沢市在住の澤口正義さん(農経1972年卒)が乾杯し、次回の再会を約しました。(文責 十倉 宏)
掲載日:2019.05.31
2019 年5月26日(日 )午後6時から熱海ニューフジヤホテルを会場にして参加者14名で短期大学第18期生の卒後50周年目を迎えてのクラス会を開催しました。
当日は、坂本与市名誉教授(元短大学長)をお迎えし、関東在住の畠山則一幹事長の急逝で延びていたクラス会の開催となりました。
参加者は坂本与市先生、村上勇治、吉田慎吾、本巣隆子、山本由喜江、寒河江正耕、三浦公久、三浦(伊藤)雅子、後藤一茂、漆原裕一、島(関)富美子、見良津一久、長谷部和利、菊地晴彦の計14名でした。
(幹事:菊地晴彦、長谷部和利、見良津一久)
掲載日:2019.05.16
爽やかな芽吹きの季節を迎えた5月13日(月)午後6時から同窓生会館を会場にして、2019年度の短期大学部同窓会の「幹事・代表委員」総会(出席者13名)が特別展示室で、学習会(参加者24名)が大会議室で開催された。総会には来賓として酪農学園から谷山弘行理事長が、酪農学園同窓会から浦川利幸事務局長が出席した。
黒澤敬三同窓会会長の開会挨拶では、短大同窓会副会長でもある幸田幸弘氏(短大酪農科25期)が社長を務める(株)丹波屋の創業100周年記念事業として、本学学生への給付型奨学基金の創設が紹介された。
来賓挨拶は学園を代表して谷山理事長が、上記の協定による育英基金創設への感謝やモンゴル出張に伴う日本語学校訪問を紹介し、私学を取り巻く諸環境について述べた。
議事では古川豊記氏を議長に選出して進行し、第1号議案として平成30年度業務報告。第2号議案として決算報告(川端事務局長)、会計監査報告(伊藤博之監事)が行われ、原案どおり承認された。第3号議案の令和元年度予算についても、同様に原案が承認された。役員改選については選考委員長の横山明光氏から原案が紹介され、総会で現役員が全員再任された。その他で会長から他団体の役員選出が紹介され、総会を終了した。
総会終了後の学習会では、講師紹介も兼ねて黒澤会長から再度挨拶が行われた。講演では「酪農学園建学の精神と短期大学の存在」と題して、酪農学園大学前学長の干場信司氏が46枚のスライドを用いて短大の誕生や歴史経過。17年間の短大との係わり。黒澤酉蔵翁の建学の理念としての健土健民、循環農法図の紹介。学園の諸課題等について、示唆に富んだ内容を約1時間ご講演いただいた。
この講演内容は、後日、新年度事業として、昨年度講演の浅田英祺氏とともに冊子として発行される予定となっている。
掲載日:2019.05.13
去る5月4日(土)、酪農学園大学少林寺拳法部創部50周年を記念して「OB・OG‐現役合同練習会」および「記念祝賀会」を開催いたしました。
当日は13:00から少林寺拳法部の道場である本学健身館1F武道場にて全国各地から集まった23名のOB・OGと現役部員9名に加え、日頃から学生達に技術指導を行っていただいている厚別スポーツ少年団の先生方をお招きして合同練習会を開催いたしました。
初代OBから現役部員まで最大50歳の年齢差がある中、現役学生の掛け声にあわせ突き蹴りの基本練習を行い、その後、技練習や運用法と呼ばれる乱取り練習を行いました。
卒業後も道場に通い心身を錬磨されているOB・OGや、前回(5年前)の周年事業ぶりに道着に袖を通したOB・OGが揃い、50年の世代を超えて現役部員と共に一緒に汗を流し交流を深めた特別な時間となりました。
練習会後、17:00から新札幌のホテルエミシア札幌にて、記念祝賀会を開催しました。記念祝賀会にはOB・OG、現役部員等あわせて51名が集まり盛大な会となりました。
開会にあたり現部長福元風夏さん(獣医学類4年)と副部長 上坂朋美さん(食と健康学類4年)の現役部員2名による組演武が披露されました。その後、本学少林寺拳法部監督で厚別スポーツ少年団の代表でもある茶木大介監督の祝杯により祝宴がスタートし、初代主将の平野信行さん(1973年3月 農業経済学科卒)の挨拶、現役学生全員による部員紹介が行われました。
また、現顧問である丸山明先生(循環農学類・教授)から、2020年度に新顧問として就任予定の日向貴久先生(循環農学類・准教授)の紹介・挨拶が行われました。
全国各地から多くの参加者があったこともあり、OB・OG、現役部員、スポーツ少年団の先生方が世代を超えて和気あいあいと終始賑やかな会となりました。
最後に、毎回恒例となっている酪農讃歌を参加者全員で肩を組み1つの輪となって歌い閉会となりました。
OB・OGからは、「現役部員あってこそのOB・OGであり、今後も現役部員の活躍を見守りたい。」「長きに渡って技術指導に携わっていただいている厚別スポーツ少年団の先生方あっての今日の日があると感じた。」等の感想がありました。また、現役部員からは「諸先輩方が立ち上げ、継承されてきたからこそ、今クラブ活動ができていることを知ることができた。歴史の重みを感じた。」との感想がありました。
酪農学園大学少林寺拳法部の周年事業は5年毎に開催しております。次回は2024年度に55周年の周年事業を開催予定です。同期はもとより、先輩や後輩に声をかけていただき、多くのOB・OGの皆様の参加を心からお待ちしております。
掲載日:2019.04.23
平成31年4月26日
酪農学園大学短期大学部同窓会
幹事・代表委員様
酪農学園大学短期大学部同窓会
会長 黒澤 敬三
酪農学園大学短期大学部同窓会
「幹事・代表委員」による総会・学習会開催のご案内
謹啓 春暖の候、皆様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、短期大学部同窓会平成31年度の総会と学習交流会を下記の通り開催いたしますので、万障お繰り合わせの上、是非ご出席いただきたくご案内申し上げます。
謹白
記
1. 日時:令和元年5月13日(月)18:00より
2. 場所:酪農学園大学同窓生会館 TEL 011-386-1196
江別市文京台緑町582
3. 議事
1) 平成30年度業務及び決算報告
2) 会計監査報告
3) 平成31年度同窓会活動と予算案
4) 短期大学同窓会役員改選について
5) その他
【講演】
演題:「酪農学園建学の精神と短期大学の存在」
講師:干場 信司氏(酪農学園大学前学長)
講演会のチラシ(PDF)はこちらからご覧下さい
掲載日:2019.04.02
2019年3月23日(土)午後6時から、新札幌にある「ホテルエミシア札幌」を会場にして短大Ⅱコース8期生のクラス会を開催し、34名が出席した。
幹事の下川孝志氏が司会を勤め、最初に記念写真撮影を行った。その後、前田時男が歓迎の幹事挨拶を述べた。 次にご逝去された仲間を悼み黙祷を捧げた。
交流会では一番遠くから参加した落合恒志さん・真知さんに乾杯のご発声をお願いした。
出席した全員からの1分間スピーチを「ふみあと」のCD鑑賞を挟み行い、和気藹々とした懇親会が行われ、久々の再会で旧交を温めた。
参加者や欠席からの近況報告もしおりにまとめられ、志鎌輝嘉氏の締めの挨拶でクラス会を閉じた。(幹事 前田時男、下川孝志)
掲載日:2019.03.25
拝啓
季節も随分と春めいてきました。皆様におかれましては益々ご健勝のことと心よりお慶び申し上げます。
この度、皆様のご協力により待望のクラス会が開催できる運びとなりましたのでご案内申し上げます。旧友とお酒を酌み交わし、あの時代、あの頃に戻った気分で皆で楽しみましょう。
詳細が決まりましたのでお知らせいたします。 敬具
日時 2019年5月26日 18時から(17時30分までに集合)
会場 伊藤園グループ熱海ニューフジヤホテル
☎(直)0557-81-0111
熱海駅~ホテル(送迎バス)14時以降30分毎駅前ロータリーバス乗り場から「伊藤園リゾートの内回り」のバスに乗る。
会費 15,000円
一泊二日和懐石料理プラン
宴会会場は、最上階(みはらしの間)
当日20時30分より、熱海海上花火大会が予定されております。
尚、会費につきましては、6月に会計報告を参加者に連絡申し上げ、余剰金があった場合、切手など活用できる品でお戻ししたいと考えております。
幹事 菊地、長谷部、見良津(幹事は14時熱海駅集合です)
参加者(敬称略、順不同)
村上 勇治、吉田 慎吾、本巣 隆子、山本 由喜江、寒河江 正耕、三浦 公久、三浦(伊藤)雅子、後藤 一茂、町田(坂斉)三千代、漆原 裕一、見良津 一久、長谷部 和利、菊地 晴彦
掲載日:2019.02.18
2019年2月16日札幌市西11丁目「まんぷく屋」を貸し切り、2018年度酪進会卒業生(通算56期)の歓迎会(研究室卒業生は、自動的に酪進会に入会)を開催した。4年生が卒業し、酪進会会員となることを祝い、当日、43名の卒業生・教員・在学生が、全国から集った。
酪進会は、酪農学科家畜管理学研究室の卒業生の会として1982年に結成され(当時は、西埜教授と東助手)、酪農学科の研究室体制改組に伴い家畜管理学研究室(干場教授)と家畜行動学研究室(森田教授)の合同の卒業生組織へと発展し、さらに循環農学類の家畜管理・行動学研究室(森田教授)の卒業生の会として、毎年の年賀状の会員への送付、毎年2月の卒業生歓迎会開催、4年に1度の総会開催を通じ、卒業生同士の交流や現場と大学をつなぐための活動を行なっている。2019年2月1日現在での会員数は800名を超え、一つの研究室の同窓会としては、他に例をみない規模である。
酪進会は、次期ゼミ長が決まっている3年生稲川ひなのさんから大学・研究室の近況説明で開始された。次に、4年生ひとりひとりが、90秒間で、自己紹介、研究室の思い出、卒論内容、卒業後の進路を説明した。学生たちは普段から、各自の発表を互いに評価しあうことで、プレゼンテーション能力を磨いている。今回の酪進会でも、4年生のスピーチを、卒業生全員が5段階で評価した。ただ聞くだけのあいさつよりも、4年生のことをよく理解していただけたと思う。それにしても、学内での卒論発表会でも感じたが、4年生の発表能力は、驚くほど高い。やはり、練習は決して裏切らない。よく学びましたね。
その後、出嶋副会長による新卒業生への祝辞と乾杯で懇親がスタートした。その後、3年生の小林君の司会進行で、卒業生ひとりひとりから、熱いアドバイスをいただいた。もうそのころには、会場は、まんぷく餃子とジンしゃぶの香りに包まれ、個人個人の交流は、2次会まで続くことになった。卒業生からのメッセージには、貿易交渉の結果と酪農未来、労働力や雇用、後継者の課題、新規就農に向けた営みなど、現在の酪農情勢に即した、情報があり、現役学生はとても興味を持って聞いていた。干場前学長が、中締めの乾杯を行った。そして、最後は、もちろん「肩を組んでの酪農讃歌の合唱」で終了した。 (文責 森田茂)
掲載日:2019.02.13
2月12日(火)午後2時から、「中央講義棟C1」101教室を会場に、本学農食環境学群循環農学類主催による高橋教授の最終講義が行われた。会場には200名近い循環農学類の学生と大学関係者が出席し、講義を聴講した。最終講義のテーマは「牛にやさしい牛舎をめざして」。
司会進行は日向貴久准教授。講義に先立ち、中辻浩喜学類長から高橋教授の略歴等の講師紹介が行われた。高橋教授は、本学に2008年に勤務されましたが、大学卒業後の研究歴(主に道立農業試験場)を時系列的に紹介していただいた。高橋教授の研究テーマは・農作業の省力化・軽労化のための農業機械の開発・改良に関する研究。・乳牛舎構造の改善と低コスト化に関する研究。・畜舎内環境の改善に関する実践的研究。・乳牛の行動による牛舎施設・設備の評価。・家畜排せつ物の低コスト処理・管理と有効利用に関する研究。・3Dセンサーを用いた乳牛・飼料形状計測等々多岐に渡る。
北海道立中央農業試験場(1980~1984)、根釧農業試験場(1984~1987)、十勝農業試験場(1988~1991)、根釧農業試験場時代(1992~2007)、酪農学園大学(2008~2018)における、さまざまな研究内容についてスライドを用いて判りやすく紹介していただいた。
また、本学では研究教育活動に加えて、東日本震災ボランティア活動にも参加され、その後も酪農家支援活動を推進されました。
講義中のスライドにあった第八興運丸の船体に書かれてあったメッセージは写真のとおりです。
講義の最後にこれまで係わった方々への謝意と今後の抱負等を述べた。高橋教授に対して農業施設学研究室のゼミ生から感謝の花束が贈呈され、循環農学類関係者の集合写真で最終講義を終了した。
掲載日:2018.12.21
2018年11月17日(土)18時から23時まで、札幌市内のジャスマックプラザホテルを会場に参加者21名で標記の同窓会が開催されました。
酪農学園短期大学同窓会784の会として、卒業30年目の2010年に第1回を開催しました。その後3年ごとに行い、今回で4回目となります。
卒業生124名(宛先不明を除いた)に案内状を送り、66名の返信があり、そのうち21名が出席して札幌のジャスマックプラザで1次会、2次会を行いました。
道内だけでなく、関西や関東からも参加してもらい、和やかに懇親を深めました。
9月の台風、地震の状況、家族や仕事の話等の近況報告、北海道の名産品を景品としたビンゴゲームを行い大いに盛り上がりました。
3年後の再会を楽しみに閉会しました。
(文責 永井れい子 幹事 佐藤和彦、中村貴子)