掲載日:2014.03.03
同窓生の細田氏、角倉氏 第46回宇都宮賞を受賞
宇都宮仙太郎翁の命日である3月1日(土)、第46回宇都宮賞の受賞式並びに祝賀会が「札幌パークホテル3階パークホールC」を会場に140名を超える酪農関係者が列席して行われた。
宇都宮賞は北海道酪農の父と称される宇都宮仙太郎翁の業績顕彰と道内酪農の振興に貢献した酪農家などを宇都宮仙太郎翁顕彰会が毎年表彰しており、「酪農経営の部」、「酪農指導の部」、「乳牛改良の部」の3部門で表彰が行われている。
上記3部門について、「酪農経営の部」には空知管内由仁町細田治憲氏(短期大学酪農科9期・大学酪農学科1期生)が、「乳牛改良の部」では十勝管内大樹町 角倉了一氏(機農高校酪農経営科4期生)がそれぞれ受賞した。 なお「酪農指導の部」には近藤三男氏(オホーツク管内興部町)が受賞した。
受賞式は表彰者紹介のあと、宇都宮翁にちなみ、讃美歌no.405「かみとともにいまして」を列席者で合唱した。北良治理事長の挨拶ののち、選考経過報告が行われた。
北理事長より細田氏、角倉氏に賞状と副賞がそれぞれに授与された。その後来賓からの祝辞に続いて受賞者挨拶があり、細田氏からは、酪農の先達、先輩、関係者、地域の人々、そして奥様と家族さらに酪農学園に対して感謝の言葉が述べられた。受賞式のあと、祝賀会が開催され、恒例により前年度受賞者の本学安宅一夫名誉教授による乾杯の発声により、受賞者を囲んでの和やかな祝宴が開催された。
掲載日:2014.02.10
上田純治教授・小阪進一教授最終講義報告
2月10日(月)10時から酪農学園大学C1棟101(旧C10)番教室において、酪農学部酪農学科 家畜遺伝学研究室 上田純治教授・草地学研究室 小阪進一教授の最終講義が約150名の学生・教職員の出席により行われた。最終講義は寺脇教授の進行で始まり小宮道士学科長が両教授のご経歴を詳細に紹介した。
上田教授の最終講義は「遺伝子マーカーと家畜育種」と題して家畜育種の歴史、免疫・分子遺伝分野の遺伝子マーカー、北海道和種馬やヘレフォード種での遺伝子、DNAマーカーと家畜育種について等について、約50分難解な遺伝子をPPTによりわかりやすく説明した。
最後にはゼミ生から花束が贈呈された。
続いて義平教授の進行による11時からの小阪教授の最終講義は、最初に経歴や研究分野、学園の年表や入学者数推移等を基にして70年代当時の学園の出来事や温室や実験圃場の設置経過等を述べた。
その後に最終講義のテーマである「草地を構成する植物たち」について講義した。混播での刈取高や頻度、草種の組合せによる影響、雑草の出現頻度、元野幌農場での牧草地植生改善等についてPPTを用いて実験結果データを報告した。
退職にあたり、学生指導等教育研究専念への改善を要望した。会場には多くのOBOGが集まり、最終講義を熱心に聴講していた。ゼミ生やOBからの花束贈呈のあと、関係者により集合写真撮影が行なわれた。
掲載日:2014.01.20
松中照夫教授最終講義報告
1月17日(金)午後1時から松中照夫教授(土壌作物栄養学研究室)の最終講義「土壌肥沃度論」(循環農学類農学コース3年)が大学C5-201番(旧南20)教室において開催され、学生、教職員約70名が出席した。くしくも1月17日は19年前の1995年阪神淡路大震災の日でもあり、兵庫出身の先生はこの年4月に本学に着任したとのことでした。
最初に先生から学生に対して授業「土壌肥沃度論」の第15回目を最終講義とすることが述べられた。また関係者に配付された最終講義‐授業「土壌肥沃度論」-の小冊子には教授の略歴、学位、受賞に加えて、教育活動として1995年度から本年まで指導された卒業論文・修士論文・博士論文の題目や海外からの留学生の受入報告。研究活動として学術雑誌論文、著書、各種研究会・学会の招待講演、海外出張一覧。社会活動として各種講習会・講師依頼、学会および社会活動が詳細に掲載されている。
最終講義は、「健土健民」と土壌肥沃度について述べた。科学(Science)として見た場合の「健土」とは何か。「土」「肥沃度」の定義も含めて丁寧に講義された。「健土」の条件として物理的性質の1)厚みと硬度 2)水分 科学的性質の3)pH 4)養分 の4つの条件について、作物栽培上、定量的に測定する必要があり本学附属農場の土壌の問題点を含めて講義した。
土壌の物理的性質を直すことを「木を植える人」を譬えて無私で種を植え続けることの重要性を説いた。「土」は基本的条件がわかっていれば、何世代か先の為にひたすら努力することにより改善されると述べた。また本学の教育研究活動も教員と職員がスクラムを組んで学生の為に実践しているとも語った。
講義終了後、小宮道士循環農学類長からの松中先生へのお礼の挨拶のあと、松中ゼミの学生や卒業生から花束の贈呈があり、松中教授から、出席者へ感謝の言葉が述べられ、最終講義を終了した。
掲載日:2013.12.06
高橋節郎前会長へ感謝状を贈呈
12月5日(木)午後から野村会長と札幌のご自宅を訪問しました。このたび同窓会連合会40周年の節目の年に、校友会等からもご要望をいただいていた高橋前会長の同窓会への貢献に対して、感謝の意を込めてクリスタルの感謝状を会長からお贈りした。
文面には、「あなたは昭和48年同窓会連合会の発足以来、二代会長として32年の長きに亘り、卓越した指導力により同窓会の発展に尽力し、多大なる貢献をされました。同窓会連合会創立40周年に当たりその功績に対し深甚なる感謝の意を表します。」と記されています。
現在は、ご高齢のため、多少治療を要するご病気をお持ちですが、大変お元気で奥様とお二人で恙無くお過ごしでした。
掲載日:2013.10.02
『創世寮開寮50周年記念プロジェクト』 概要
開寮50周年記念事業委員会
実行委員長 大山冬馬
副実行委員長 前田拓也
1.目 的
今年度で開寮50周年を迎える創世寮。2015年の閉寮を前に、歴代のOBを囲み、今まで寮が創り上げた50年の歴史と伝統を語り、寮の『絆』を生涯の『宝』にするため。
2.行事・企画名
創世寮見学ツアー及び創世寮開寮50周年記念式典
3.日 時
2013年11月23(土) 勤労感謝の日
4.内 容 (時間や内容については多少の変更があることがあります)
第1部 13:30~14:30 ・・・ 酪農学園大学内 (創世寮)
『創世寮見学ツアー』
・寮食試食会(特製カレーの昼食) ・酪農学園大学見学ツアー ・寮内の見学 ・集合写真会
第2部 15:00~16:00 ・・・ 酪農学園大学内 (黒澤記念講堂)
『創世寮開寮50周年記念式典』
・開会の言葉 ・記念VTR上映会(寮生の1日VTR) ・記念撮影会
・来賓紹介 ・寮関係の資料展示 ・黒土合唱
第3部 18:00~20:00 ・・・ サッポロビール園(札幌市東区北7条東9丁目2-10)
『寮生懇親会』
・開会の言葉 ・創世寮○×クイズ大会
・記念撮影 ・創世寮OB会結成
第4部 22:00~(希望者) 事前予約制
『創世寮宿泊会』
・各階勉強室、空き部屋を開放予定(受け入れ限度は70名)
・風呂場解放
※希望者の人数により大幅に変更する可能性があります。なお部屋の指定は出来ません。
※各部屋には寮生が生活をしていますので空き部屋、各階の勉強室での宿泊となります。
5.問い合わせ先
〒069-8501
北海道江別市文京台緑町585-7創世寮 開寮50周年記念事業委員会
TEL・FAX 011-386-4012 Eメールアドレス sousei.50th@gmail.com
6.参加対象
在寮期間に関係なく、創世寮に入寮した経験のある方全て。
全ての創世寮OBの皆様へ
2015年を持って創世寮は閉寮します。この50周年記念事業が恐らく創世寮にとって最後の誕生日(周年事業)となります。
そこで皆様にお願いがあります。ぜひ創世寮に会いに来て下さい。築50年を越えかなりボロボロな姿になっていますが・・・。しかし今でも中にはアツイ創世寮生が青春を謳歌しています。この寮と共に。
いつも顔を合わせた部屋っ子、本音でぶつかり共に支えあった同期、厳しくて怖かったけどどこか優しい先輩。この寮が創り上げた思い出や絆、ちょっぴり苦い思い出も全て『創世寮』があったからです。
そして今、卒業された皆様が創り上げた歴史と伝統に今の私たちが存在します。寮生の有志で結成されたハッスル会から始まった『50㎞強歩』、ずっと続く『寮祭』、毎年代を変えその時代の寮を支えてきた「寮生委員会」・・・。今でもしっかりと寮の歴史・伝統として引き継いでおります。
ぜひ、創世寮に帰って来て下さい。学生時代の楽しいひとときを思い出しながら当時の仲間、後輩、先輩、皆で熱いひと時を過ごしませんか?
私たちはここ(創世寮)で待っています。
酪農学園大学 酪農学部 酪農学科 4年
実行委員長 大山 冬馬(オオヤマ トウマ)
(茨城県立水戸農業高等学校 卒)